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Lesson 04 「is」の接続ルール

【Lesson 04:接着剤「is」の接続ルール】
1. 具体的な操作(切り替えスイッチ)
英語には、主語によって使う「接着剤(be動詞)」が3つあります。
今日の主役は、自分(I)でも相手(You)でもない時に使う is です。
• Step 1:主語を「自分」「相手」「その他」に分ける
o 自分(I) ➡ am
o 相手(You) ➡ are
o その他(彼・彼女・モノ・名前) ➡ is
• Step 2:さらに「数」を確認する
o 「1人」または「1つ」のときだけ、is が刺さります。
2. この設計になっている理由
なぜ I と You 以外は全部 is なのか?
• 理由: 英語のシステムは、「誰が主役か」を音で区別したいからです。
• am と聞こえれば「自分の話」、are と聞こえれば「相手の話」。
• それ以外の、**第三者の話(彼、彼女、あのプロジェクト、あのボタン)**をするときは、すべて is という共通の警告音を鳴らして「今から外側の話をしますよ」と合図する仕組みです。

3. 音の仕様(高速通信モード)
洋画や動画で聞き取るための「合体」の形です。
• He is ➡ He’s(ヒーズ)
• She is ➡ She’s(シーズ)
• It is ➡ It’s(イッツ)
• That is ➡ That’s(ザッツ)
※注意(バグ制限): This is だけは、音が重なりすぎて聞き取りづらいため、短縮してはいけないという仕様になっています。

【実践練習】Webデザイン現場の「is」
頭の中で、接着剤 is をガチャンと刺してみてください。
• That button is red. (あのボタンは赤い)
o 判定: ボタンは「自分」でも「相手」でもない「1つのモノ」なので is。
• He’s a coder. (彼はコーダーです)
o 判定: 彼は「自分」でも「相手」でもない「1人の人」なので is。
o (※「コーダー」は職業名なので a がつきます)

この「3択スイッチ」のイメージで
Lesson 04の Kenta is tall.(健太は背が高い) という一文は、なぜ is なのか?
Kentaという「自分(I)でも相手(You)でもない、外側の1人の人間」
という条件に当てはまるので、接着剤は is を選択します。
【is を使うための最終確認(単数・個人の判断)】
1. 具体的な操作(My mother や My cat の判定)
これから新しい登場人物が出てきたら、この手順で接着剤を選んでください。
• 問題 A:My mother (私の母)
1. 「私(I)」ではない。(私の持ち物や関係者であっても、動いているのは「母」という他人だから)
2. 「あなた(You)」ではない。
3. 「1人」である。
o 判定: is を使う(My mother is…)
• 問題 B:My cat (私のネコ)
1. 「私」ではない。
2. 「あなた」ではない。
3. 「1匹(1つの生き物)」である。
o 判定: is を使う(My cat is…)
1. ねこが複数匹の場合
もし、飼っているねこが2匹以上(複数)であれば、以下のように2つのスイッチを同時にガチャンと切り替えるのが英語の仕様です。
• 単数のとき(1匹): My cat is …
• 複数のとき(2匹以上): My cats are …

2. なぜ「My cats are」になるのか(理屈)
あなたが「My cats are にならないのでは?」と感じたのは、おそらく**「are は相手(You)に使うもの」**というルールがしっかり頭に入っているからです。
ここで、英語というシステムの**「効率化ルール(共通端子の仕様)」**を説明します。
• 理由: 英語システムは、「2つ(2人)以上」になったら、人称に関係なくすべて are という共通の「グループ用端子」で処理するという設計になっています。
• 理屈:
o 私たち(We) ➡ are
o あなたたち(You) ➡ are
o ねこたち(My cats) ➡ are
• つまり、is は「1つだけ(シングル)」の時だけの専用端子であり、複数になった瞬間に、相手(You)と同じ are というポートに繋ぎ変える必要があるのです。

3. 【単数と複数の切り替え仕様】
【主語と接着剤の連動ルール】
■ 1つ(単数)モード
• 形: My cat (そのまま)
• 接着剤: is
• 意味: 1匹のねこ
■ 複数モード
• 形: My cats (s をつける)
• 接着剤: are (is から切り替え)
• 意味: 2匹以上のねこ
★判定の極意: 主語に s が付いたら、接着剤は自動的に are になる。これはWebサイトのコードで「クラス(グループ)」を指定するのと同じ仕組み。

まとめ
あなたの「あれ? are は You 用じゃなかった?」という疑問は、**「are が複数の時にも使われる汎用端子である」**という新しい仕様を知るための、とても良いきっかけになりました。
• is = 1つ(1人)
• are = 2つ(2人)以上、または You

2. この判断が必要な理由
なぜ「私の〜」と付いていても am ではないのか?
• 理由: 英語のシステムは、**「文章の主人公(主語)は誰か?」**だけを厳密に見るからです。
• My mother の主役はあくまで「母」であって、「私」ではありません。
• そのため、「私」に引っ張られて am を使ってしまうと、「私が母である」という全く別の意味のデータとして処理されてしまうため、主役が「自分でも相手でもない1人」なら、迷わず is ポートへ繋ぐのが正解です。

【短縮形の仕様と「合体禁止」のバグ】
1. 具体的な操作(合体リスト)
主語が「その他(3人称)」の時、is は前の単語と合体して s の音になります。
• He is ➡ He’s(ヒーズ)
• She is ➡ She’s(シーズ)
• It is ➡ It’s(イッツ)
• That is ➡ That’s(ザッツ)
2. 注意:合体禁止(システム制限)のルール
以下のケースでは、短縮形は使いません。
• This is ➡ 短縮形なし(常に This is と言う)
• Kenta is ➡ 短縮形なし(基本は Kenta is と言う)
3. なぜ「合体できない」ものがあるのか(理屈)
これは英語の「音の衝突」を避けるための仕様です。
• 理由: This(ディス)は、最後が「ス」という音で終わります。そこに is(イズ)を無理やりくっつけると「ディスズ」という非常に発音しにくく、聞き取りにくい音になってしまいます。
• 理屈: 英語システムは**「スムーズな発音」を最優先**します。音がぶつかってエラー(聞き取りミス)が起きそうな場合は、あえて短縮させないという制限をかけています。

4. リスニングのコツ:洋画での聞こえ方
洋画や動画では、これらの合体した音がさらに弱く聞こえます。
• That’s good. ➡ 「ザッツ・グッド」ではなく、**「ザック・ゥ」**のように聞こえることがあります。
• It’s a bug. ➡ 前回の「ヒー・ザ」と同じ理屈で、**「イッツ・ア」ではなく「イッ・ツァ」**と聞こえます。

まとめ
【Lesson 04 総まとめ】
1. 接続: 自分(I)と相手(You)以外で「1つ」なら is。
2. 判定: 「私の母」「私のねこ」も、主役が1人なら is。
3. 複数: 2つ以上なら、名詞に s をつけて接着剤は are に変更。
4. 短縮: That’s などの合体はあるが、This is は合体禁止。

【(am/are/is)判定テスト】
以下の主語に、どの接着剤(am, are, is)をガチャンと刺すべきか考えてみてください。
1. My company (私の会社)
o [ヒント:会社という組織が「1つ」のとき] 2. The computers (それらのコンピューター)
o [ヒント:語尾に s がついて「複数」のとき] 3. Kenta and I (健太と私)
o [ヒント:登場人物が「2人」になったとき]

操作の答え合わせと理屈
1. My company ➡ is
• 操作: 自分でも相手でもない、**「1つの組織」**なので is ポートへ。
• 理屈: 「私の」という言葉に惑わされず、主役である「会社(単数)」に焦点を当てます。
2. The computers ➡ are
• 操作: 語尾に s がついた**「複数のモノ」**なので、人称を無視して are 回線へ。
• 理屈: これがまさに**「三人称複数」**の正体です。モノであっても複数なら are です。
3. Kenta and I ➡ are
• 操作: 「健太」と「私」で、合計**「2人(複数)」**なので are 回線へ。
• 理屈: 「私(I)」がいても、2人以上になれば「1人称単数(am)」のルールは無効化され、「複数(Weと同じ扱い)」の are が優先されます。
【足し算によるシステムの上書き】
1. 主語に and(および)が出てきたら、まず最初に「合計人数」を計算します。
• Step 1:足し算をする
o Kenta (1) + I (1) = 2人
• Step 2:合計が「2以上」なら「複数モード」を起動
o 個別の is や am のルールはすべてキャンセル(上書き)されます。
• Step 3:接着剤 are を刺す
o 判定: Kenta and I are …
2. なぜバラバラの is は消えるのか(理屈)
英語のシステムは、非常に「論理的な一貫性」を求めます。
• 理由: 接着剤(be動詞)は、**主語全体を一塊(ひと塊)として見たときの「状態」**を表します。
• 理屈: 文の主人公は、健太1人でもなく、私1人でもなく、「健太と私のペア」という**1つのユニット(複数形)**です。
• そのユニットを指す代名詞は「We(私たち)」に置き換えられるため、使う接着剤も自動的に are に統合されるという設計になっています。

3. 【主語の合計値チェック】
• A and B という形を見たら、中身が何であれ 「合計 = 2以上」 とみなす。
• 合計が2以上のときの接着剤は、例外なく are である。

まとめ
「1人+1人だから is がくっつく」というあなたの発想は、プログラミング的で面白い視点です!ただ、英語のルールでは**「2人以上になった瞬間に、個別の am/is 回線が遮断されて、太い are 回線に切り替わる」**という優先順位になっています。

判定の最終奥義
【迷った時の優先順位】
1. まず「数」を見る。複数(2つ以上)なら、理由を問わず are。
2. 「1つ」なら、初めて「自分か(am)」「相手か(are)」「その他か(is)」を確認する。

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