Lesson 08 一般動詞
1. 【詳細】混乱を防ぐ「あべこべの法則」
「複数は s 」という以前の知識と混ざらないためのポイントです。
• 名詞の s (以前): 2つ以上ある印。(例:dogs)
• 動詞の s (今回): 外側の1つが主役である印。(例:sleeps)
• 鉄の掟: s は「主語」か「動詞」のどちらか片方にしかつきません。
o 主語に s があれば、動詞はそのまま。
o 主語に s がなければ、動詞に s をつける(3人称単数の場合)。
×間違い例: My dogs sleeps. (両方に s は絶対にNG)
5. 【意味】日本語とのズレを解消する
• 性質・習慣を表す: My dog sleeps. は「今寝ている」ではなく、「うちの犬は(よく)寝る性質だ」という**「いつもの事実」**を説明しています。
• 形容詞との相性: My dog looks happy.(幸せそうに見える)のように、形容詞を添えると「様子を説明する文」として日本語の感覚でも理解しやすくなります。
文章を作るとき、主語(〜は)を以下の**3つの番号(ラベル)**のどれかに振り分けてください。
• 1番(1人称):自分
o 単語:I(私)、We(私たち)
• 2番(2人称):相手
o 単語:You(あなた、あなたたち)
• 3番(3人称):それ以外すべて
o 単語:He(彼)、She(彼女)、Ken(ケン)、My cat(私の猫)、This book(この本)など
【ここが最重要の操作】 これからの学習(一般動詞)で「文字の編集(sをつける)」が必要になるのは、この中の**「3番(3人称)で、かつ1人・1つのとき」**だけです。
2. なぜこの「番号」を覚える必要があるのか(理由)
• 理由: 英語には**「3番(3人称)の単体」を特別扱いする**というルールがあるからです。
• 理屈:
o 英語のシステムは、「自分(1番)」と「相手(2番)」の会話の中に、「外側の誰か(3番)」が登場した瞬間に、動詞に印(s)をつけて合図を送る仕組みになっています。
o そのため、どの単語が何番なのかを正しく仕分けられないと、動詞をどう編集すればいいか判断できないのです。
3. この学習の「焦点(積み重ねのポイント)」
今回の焦点は、単語を見た瞬間に**「これは3番(自分と相手以外)だ!」と判定できるセンサーを磨くこと**です。
• 人物だけでなく、my cat(猫)や this book(本)も、「自分でも相手でもない」のであれば、すべて「3番(3人称)」の棚に入れます。
例①:My cat(私の猫)の場合
• 元の動詞: sleep(眠る)
• 編集後: My cat sleeps on the sofa.
• 日本語訳: 私の猫はソファの上で眠ります。
例②:This book(この本)の場合
• 元の動詞: look(〜に見える)
• 編集後: This book looks interesting.
• 日本語訳: この本は面白そうに見えます。
2. なぜ s をつけるのか(理由の再確認)
• 理由: My cat も This book も、「自分(I)」ではなく「相手(You)」でもない、外側にある「1つの存在」だからです。
• 理屈:
o 英語のルール(三人称単数現在)では、人間でなくても「単体の何か」が主役のアクションを話すときは、動詞の末尾に s という目印をつけることが義務付けられています。
3. この操作のポイント
• cat(猫)に s をつけて cats(猫たち)にするのではなく、「動詞」の末尾に s をつけるという点が、この「新しい棚」の最も重要な作業です。
• My cat = It(それ)
• This book = It(それ) と置き換えて考えると、どちらも「外側の1つ」であることがより分かりやすくなります。
4. まとめ
【人以外の3人称・編集例】
• パターンA:動物
o 主語:My cat(3番・単数)
o 動詞:sleep ➡ sleeps
• パターンB:物
o 主語:This book(3番・単数)
o 動詞:look ➡ looks
結論: 「人」でなくても、自分と相手以外の「1つ」なら、動詞には必ず s を書く。
英語には**「2種類の s 」があり、それぞれ「つける場所」と「意味」が真逆**だからです。
1. 具体的な操作手順(2つの s の見分け方)
英語には、以下の「名詞につける s 」と「動詞につける s 」の2つの作業があります。
① 名詞(モノの名前)につける s 【以前の知識】
• 場所: dog ➡ dogs
• 意味: 「2匹以上の複数」であることを表す。
• ルール: 主役が「たくさん」いるときに名詞に書き足す。
② 動詞(動き)につける s 【今回の Lesson 08〜】
• 場所: sleep ➡ sleeps
• 意味: 「主役が外側の1人(単数)」であることを表す。
• ルール: 主役が「1人(3人称単数)」のときに、動詞に書き足す。
2. なぜ混乱するのか(理由)
• 理由: 同じ s という文字を使いながら、「複数の印」として使う場合と、「1人の印(3人称単数)」として使う場合があるからです。
• 理屈:
o 以前は「犬が2匹以上なら dogs」と習いました。これは「モノの数」の話です。
o 今回は「犬が1匹なら 動詞に s」と習っています。これは「動きの目印」の話です。
o つまり、「主役(名詞)」に s がついているときは、逆に「動き(動詞)」には s をつけないという、あべこべな関係になっています。
3. 焦点(あべこべの法則)
これからは、以下の「天秤(てんびん)」のイメージを持ってください。
• 主役が1匹(My dog): 動詞を重くする ➡ My dog sleep**s**.
• 主役が複数(My dogs): 動詞は軽くする ➡ My dogs sleep.
4. まとめ
【重要: s をつける場所のルール】
1. 名詞に s がつく時:
「主役が2人以上」のとき。(例:My dogs)
2. 動詞に s がつく時:
「主役が外側の1人だけ」のとき。(例:My dog sleeps)
★結論:
主語が「複数(sあり)」なら、動詞に s はいらない。
主語が「単数(sなし)」なら、動詞に s をつける。
1. 具体的な操作手順(sをつけるかどうかの判定)
「主語」と「動詞」の両方に s をつけてしまいたくなりますが、以下の**「引き算」の考え方**で操作してください。
• 手順①:主語に s がついているか見る
o My dogs ➡ すでに s がついています(複数)。
• 手順②:動詞の操作を決める
o 主語が「複数(2つ以上)」の場合は、動詞には s をつけてはいけないというルールを適用します。
o 正解: My dogs sleep. (sなし)
o 間違い: My dogs sleeps. (sあり)
2. なぜ My dogs sleeps. とは言わないのか(理由)
• 理由: 英語の s (三単現のs)は、**「主語がたった1つであることを強調するための目印」**だからです。
• 理屈:
o すでに dogs と言って「複数であること」を伝えているのに、動詞にまで「たった1つの印(s)」をつけてしまうと、英語のシステムの中で**矛盾(エラー)**が起きてしまいます。
o つまり、**「主語に s (複数の印)があるなら、動詞に s (1つの印)はいらない」**という、シーソーのような関係になっているのです。
3. このルールの焦点(整理のポイント)
あなたが感じていた「複数は s 」という感覚は、**「名詞(主語)」の世界だけの話です。 これから学ぶ Lesson 08 以降(動詞) の世界では、「1人・1つの時だけ s をつける」**という全く別のルールが始まります。
• 単数(1つ)のとき: My dog sleeps. (動詞に s が移動する)
• 複数(2つ〜)のとき: My dogs sleep. (主語に s があるので動詞はそのまま)
4. まとめ
【 s の重複禁止ルール】
• ○: My dog sleeps. (主語が1匹 ➡ 動詞に s )
• ○: My dogs sleep. (主語が複数 ➡ 動詞はそのまま)
• ×: My dogs sleeps. (主語にも動詞にも s は、絶対にダメ!)
★ポイント: s は「主語」か「動詞」のどちらか片方にだけつく、と覚えましょう。
「My dogs sleeps とは言わない」ということ
この「主語と動詞で s を取り合う」ような感覚を保存しておいてください。
【人称の仕分けルール】
1. 1人称(1番): 「私」が含まれるグループ。
2. 2人称(2番): 「あなた」が含まれるグループ。
3. 3人称(3番): 「私」と「あなた」以外すべて。(人・動物・物)
★アクション・ルールの発動条件: 主語が**「3番(3人称)」で、かつ「1人・1つ(単数)」**のときのみ、動詞の編集(sの追加)を行う。
1. 「3人称」の棚に入れる作業
文章の主語を見たとき、それが「人間かどうか」は一度無視してください。代わりに、以下の**「自分(I)か?」「相手(You)か?」**という基準だけで仕分けます。
• 手順①:自分(I)でも相手(You)でもないことを確認する
• 手順②:それ以外はすべて「3人称」という大きな棚に放り込む
「3人称」の棚に入る具体例(人以外も含む)
• 動物: My cat(私の猫)、The dog(その犬)
• 物: This book(この本)、My computer(私のパソコン)
• 概念・場所: Tokyo(東京)、The weather(天気)、Love(愛)
これらはすべて、英語のルール上では「彼(He)」や「彼女(She)」と同じ3人称として扱われます。
2. なぜ「人以外」も3人称と言うのか(理由)
• 理由: 英語のシステムにおいて、人称とは「人間かどうか」の区別ではなく、「会話の当事者(私・あなた)か、それ以外(外側)か」を区別するための番号だからです。
• 理屈:
o 1番(私)と2番(あなた)が向き合って喋っているとき、その視線の外にあるものは、猫だろうが本だろうが天気だろうが、すべて「3番目の話題」になります。
o そのため、「人」という漢字が使われていても、実際には**「会話の外側にあるすべての存在」**を指しているのです。
3. この学習の「焦点」
今回の最大のポイントは、**「my cat(私の猫)も、文法上は He(彼)と同じグループである」**と割り切ることです。
「人間ではないから3人称ではない」と考えてしまうと、動詞に s をつけるべき場面で付け忘れてしまい、新しい棚(一般動詞のルール)がうまく機能しなくなってしまいます。
4. まとめ
【3人称(3番)の正体】
• 定義: 「自分(I)」と「あなた(You)」以外のすべて。
• 対象: 人(Kenなど)だけでなく、動物・物・場所・目に見えないものも含む。
• 実務上の扱い: 「猫が走る」と言う時も、「彼が走る」と言う時と同じように、主語を3人称として判定し、動詞を加工する。

